じゃあ、これから少しづつ、僕がイヴァナチャバック認定アクティングコーチになるまでのストーリーを話していこうと思います。

ところで、あなたは『イヴァナチャバック』って、どんな人だか知ってる?

どういう経緯で僕のブログに訪問してくれたかはわからないけど、ひょっとしたら、訪問してくれた方の中には、

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イヴァ? ナチャ? バック? イヴァナチャ・バック!
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てか、それ、誰? 男? それとも女?

くらいの認識の人もいるかも知れませんね。

でも、ご安心を!

正直に告白すると、それは「1年前の僕自身のこと」でもあったりしますから、知らなかった方のために少しだけ説明しておきましょう。

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イヴァナチャバックって誰だ?

実際、2019年まで、僕は「イヴァナ・チャバック」という名前を人生で一度も聞いたことがなかったですし、そんな単語を口にしたこともありませんでした。

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BeBe
イヴァナって、ヘンテコな名前だな〜。インベも相当変わってるけど

な〜んて思いながら、早速、ネット検索してみた結果・・・。

イヴァナチャバックって、何者だ? マジかよ!

実は彼女、『ハリウッドでは知らない人がいない』というほど、超有名なアクティングコーチで、彼女の生徒として学んだ俳優たちは、名前を聞けば誰もがすぐ思い出せる著名な俳優ばかりでした。

Inana Chubbuck
  • ブラッド・ピット
  • ハル・ベリー
  • シャーリーズ・セロン
  • シルベスタ・スタローン
  • メグ・ライアン
  • ジェイムズ・フランコ
  • ジェイク・ギレンホール
  • ジム・キャリー
  • リブ・タイラー
  • キャリー=アン・モス
  • ピンク
  • エリザベス・シュー
  • ビヨンセ

これはごくごくほんの一例で、その名前をあげるとキリがないくらい、有名なハリウッド俳優や世界で活躍する俳優たちが、イヴァナ・チャバックの生徒。

しかも、その生徒たちは、アカデミー賞やエミー賞、ゴールデン・グローブ賞、トニー賞、その他数多くの国際的な映画やテレビ、舞台のプライズにも名前を連ねているんだそう・・

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BeBe
・・・・・知らなかった

そして、そのイヴァナ・チャバックが来日する東京ワークショップ(WS)があると聞いたのは、WS開催日のわずか2日前のこと。締め切り間際のラストミニッツのタイミングでした。

また、こういうギリギリのタイミングで入ってくる情報は、今まで僕の人生に大きな変化を与えてきた経験もあり、このワークショプ情報を知ったのは

僕にとっての何かしらの人生のサインだ!

そう直感してもいました。

ただ僕の勉強不足とはいえ、なぜ今までイヴァナ・チャッバックを知らなかったんだ??

これは行くしかないでしょう!

どうしても、何がなんでも行きたい!!

そう腹の底から思った時の僕の行動は、自分でいうのもなんですが並外れて素早いです。誰も僕を止めることはできません。もう超速攻でワークショップに申し込みました。

幸いなことに、見学者としての定員にはまだほんの少し余裕があったので、参加決定です。

こうして僕は、2019年のイヴァナ・チャバック東京ワークショップに、見学者(auditor)の一人として参加することになったのです。

締切ギリギリで申し込んで、後悔したこと

2019年2月2日、3日。

この2日間のプログラムにまさに締切ぎりぎり、滑り込みセーフで見学者として参加できることになり、主催者サイドからは受付完了のメールがワークショプの前日に送られてきました。

それは、東京WSの進行と要点についてのメールや入館許可証でした。

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BeBe
なるほど。2日で1セットのWSなんだな〜

WSの全体像がわかり、俄然、楽しみになってきましたが、ここで問題発生。

主催者からの手続き完了メールを僕が受け取ったのは、東京WS開催の前日のことでした。翌朝には、僕は、WSの会場・永田町の自民党会館ホールにいるわけです。

けど、そのメールの説明によると、WS参加を有意義にするには、イヴァナ・チャバックの著書「POWER OF THE ACTOR」という本を読んでから参加してください、と書いてある。

また、8つのペアが演じる8作品の映画を見てから参加すると、よりメソッドを知るのに効果的、との説明も・・・

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BeBe
え? けど明日だぜ! どうするよ!?

イヴァナ・チャバックの書籍は運良くギリギリで手に入れることが出来ました。ただ、凄く分量のある分厚い本です。1日で読了し、しかもその内容を理解するのは至難の技だと感じました。

しかも、演じられる8作品の映画の半分は、その時点でまだ見たことのないハリウッド作品。ちなみに、2019年にプレイヤーたちが演じた映画のラインナップはこんな感じ。

  • 結婚しない女(An Unmarried Woman)
  • 幸せのルールはママが教えてくれた(Georgia Rules)
  • マーサ、あるいはマーシー・メイ(Martha, Marcy, May, Marlene)
  • ウォーリアー(Warrior)
  • きっと、星のせいじゃない。(Fault in our Stars)
  • デュー・デイト〜出産まであと 5 日!史上最悪のアメリカ横断〜(Due Date)
  • マトリックス(Matrix)
  • ノーカントリー(No country for old men)

※(括弧)内はオリジナル英語タイトル

できる限りのことはして参加しようと思って最大限の時間を使って行動したのですが、本を読むにも映画を見るにも、圧倒的に時間が足りませんでした。

これは、今現在、イヴァナ・チャバック認定のアクティングコーチになったから余計に思うのですが、

とても残念なもったいない準備状況だったと思います。

今なら、出来るだけしっかりと準備をしてから、WSに参加すると思いますね。

けど、結局、2019年のWSに初参加した僕は、

  • イヴァナ・チャバックの書籍内容は全く理解できてない状況
  • 演じられる映画作品も、未見のものがある状況

での参加になったわけです。

それでもなお、イヴァナ・チャバックのメソッドが、如何に俳優たちの演技に強く作用するのかを目の当たりに体験し、プレイヤーたちの変化に僕自身すごく感動できたのは、僕自身が監督・演出家であることも、心理学に通じていることも大きな要因だと思います。

まあ、結果オーライですが、もし、今後、あなたがイヴァナ・チャバックの東京WSに参加したいと考えているなら、是非、十分な準備をして参加することをオススメします。

まずは、本を一度読んでみてくださいね。

本日はここまでです。次の記事では、東京WSに初参加した時のことについて書きたいと思います。お楽しみに。